自然環境専攻
1.専攻と教育プログラム
本学府には、人工環境専攻、自然環境専攻、情報環境専攻の3つの専攻があり、各専攻には、それぞれ3つの教育プログラムがあります。 教育プログラムは、各専攻において取得する学位の種類に応じて設定された科目履修の仕方であり、履修可能な授業科目群と修了に必要な単位が定められています。各学生は、入学時に、履修する教育プログラム(ならびに、取得する学位)を定めます。教育プログラムは、それぞれの学位を取得した人材がどのような専門性を持ち、どのような知識と技能を修得しているのかを明確に示すために設定されています。
専攻名 | 教育プログラム(取得できる学位) | 指導教員 |
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自然環境専攻 人間社会を持続可能なものにするためには、その基盤となる自然環境の持続可能性や安全確保に関する知見が必要である。生命環境の利用・ 保全、中長期的な生態系の持続可能性のみならず、地球史的な環境の変化についての理解から地域住民との関わりまでを視野に入れた知識と技能を修得した人材を育成する。 |
生態学プログラム(修士(環境学)) 私たちを取り巻く自然環境の保全、維持、回復を考えるためには、もとより生態学・生命科学の知識が重要である。この教育プログラムでは、 自然との共存を図りながら、地域社会や世界の持続可能性を確保するために必要な生態学の知識と技能を修得した人材を育成する。 |
石川正弘、及川敬貴、尾形信一、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、下出信次、中村達夫、中森泰三、平塚和之、松田裕之、山本伸次、吉田龍二、和仁良二 小平秀一※、塗谷睦生※ (※連携教員) |
地球科学プログラム(修士(理学)) 近年の激化する気候変動、それに伴う大災害や地震など、私たちの環境の安心・安全を根本から覆すような出来事も多く、激変する自然環境 に対して地球科学・生命科学の理解とそれらに基づいた対策を検討する必要がある。この教育プログラムでは、その対策に寄与できる科学的な知見に精通した人材を育成する。 |
石川正弘、尾形信一、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、下出信次、中村達夫、中森泰三、平塚和之、松田裕之、山本伸次、吉田龍二、和仁良二 小平秀一※、塗谷睦生※ (※連携教員) |
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環境学術プログラム(修士(学術)) Future Earth構想の中で主張されているように、地球規模の環境問題は生態学、生命科学、地球科学の研究者だけで解決できることではなく、様々なステークホルダーも取り込んだ超学際的な研究が必要である。この教育プログラムでは、生態系を守るための法制度や地域住民との関わりなどにも配慮した自然環境管理の在り方を構想・提案できる人材を育成する。 |
及川敬貴、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、中森泰三、松田裕之 |
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自然環境専攻 人間社会を持続可能なものにするためには、その基盤となる自然環境の持続可能性や安全確保に関する高度で専門的な知見が必要である。生命環境や生命現象の探求・利用、生態系の中長期的な持続可能性の探求とその展望、地球史的な環境変化や地球深部までも含めた地球の高度な理解、さらに自然環境と地域住民との社会的関わりの探求などを基礎とし、人と自然の関係における問題点を高度な専門性に立って考察し、その解決策を提示できる専門知識と専門技能を修得した人材を育成する。 |
生態学プログラム(博士(環境学)) 私たちを取り巻く自然環境の保全、維持、回復を考えるためには、もとより生態学や生命科学の高度な専門知識が必要である。この教育プログラムでは、自然との共存を図りながら、地域社会や世界の持続可能性を確保するために必要な生態学を中心とし生命科学や地球科学の専門性をも取り込んだ高度な知識と技能を修得した人材を育成する。 |
石川正弘、及川敬貴、尾形信一、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、下出信次、中村達夫、中森泰三、平塚和之、松田裕之、山本伸次、吉田龍二、和仁良二 小平秀一※、塗谷睦生※ (※連携教員) |
地球科学プログラム(博士(理学)) 近年の激化する気候変動や多発する大地震に伴う大災害など、私たちの環境の安心・安全を根本から覆すような出来事が多発し、これらの激変 する自然環境に対して地球科学や生命科学の高度な理解と生態学をも取り入れた、多様な専門知識に基づいた自然現象の探求を行う必要がある。この教育プログラムでは、その探求に寄与できる高度な科学的知見に精通した人材を育成する。 |
石川正弘、尾形信一、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、下出信次、中村達夫、中森泰三、平塚和之、松田裕之、山本伸次、吉田龍二、和仁良二 小平秀一※、塗谷睦生※ (※連携教員) |
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環境学術プログラム(博士(学術)) Future Earth構想の中で主張されているように、地球規模の環境問題は生態学、生命科学、地球科学の研究者だけで解決できることではなく、様々なステークホルダーも取り込んだ超学際的な高度な研究が必要である。この教育プログラムでは、生態系を守るための法制度や地域住民との関わりなどにも配慮した自然環境管理のあり方を、高度な専門的知見に基づいて探求・構想・提案できる人材を育成する。 |
及川敬貴、鏡味麻衣子、小池文人、酒井暁子、佐々木雄大、中森泰三、松田裕之 |
2.アドミッション・ポリシー[入学者受入方針]
専攻名をクリックすると、プログラム毎のアドミッションポリシー(学力検査の実施方針)へ移動します
専攻・課程 | アドミッション・ポリシー |
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自然環境専攻 (博士課程前期) |
持続可能社会は、自然環境の実態やそのリスクを正しく理解し、それらに対する方策や対処を実践することで成立が可能となります。そうしたニーズに応えるために、本専攻では、中長期的な生態系の持続可能性の問題や対処法の視点、生命科学や生物科学から見た地球環境問題の視点、地球史的な長期的環境変化の視点、自然環境問題と地域住民との関わりとの視点などに立脚して社会に貢献することを志す人を広く求めます。以下に具体的人材像をあげます。
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自然環境専攻 (博士課程後期) |
持続可能社会は、自然環境の実態やそのリスクを正しく理解し、それらに対する方策や対処を実践することで成立が可能となります。そうした
ニーズに応えるために、本専攻では、中長期的な生態系の持続可能性の問題や対処法の視点、生命科学や生物科学から見た地球環境問題の視点、地球史的な長期的環境変化の視点、自然環境問題と地域住民との関わりとの視点などに立脚して,これらの問題を探求し,社会に貢献することを志す人を広く求めます。以下に具体的人材像をあげます。
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